暮らしをMERRYにするコラム
木育
木育 / 2015年8月19日

産地視察!木材MERRYツアー(高知編その1)

【土佐材・産地視察MERRYツアー】

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私たちMEERY HOMEの思いに共感してくださった「高知県木材協会」の方たちの案内のもと、「土佐木材産地視察」を行いました。高知県は「土佐材」と呼ばれる優秀な木材の産地です。また、優良な木材加工として日本各地から注目を集めている場所でもあります。その高知からも森、地域、社会が良くなるようなMerryな発信をしたいと考えたことがことの始まりです。

今回、実際に高知の木材が、間伐され、加工され、最終的に1つの製品となっていくまでの過程を見る中で、現地の人たちの「木」への深い愛を感じました。木の持つ可能性を最大限に生かしつつ、森を元気にさせながら、経済も活性化させてみてる!という気概がヒシヒシと伝わる、そんな視察でした。

【山、元気サイクル。】

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少し前に間伐したばかりの手入れの行き届いている山は、上からは日が差しており、地面には所々下草が生えてきていました。それに対し、手入れのなされていない山は、木は細長い上に、地面は下草が生えることなく、真っ暗。このまま放置していると、勝手に木が倒れてしまうことがあるそうです。

日本高度成長期にまっすぐ育つ特性から、大量に植樹された針葉樹。それが原因で、森の大地が弱くなっていったのです。ですので、これからは針葉樹を伐採し、大地を元気にさせてから、広葉樹を植えるという段階に入らないといけません。山の手入れは、針葉樹植樹→間伐→広葉樹植樹→間伐→針葉樹植樹のバランスが整っていないといけない・・・そのことを肌で感じることができました。

「じゃあ、最初から木を密集させて植えなければいいのでは?」と思うかもしれませんね。

実は、最初に密集させて植えることで、枝の少ない真っ直ぐな木が育ち、伐採することで日が当たるようになると、木は太くしっかりしてくるのです。山を健康に保つにも、良い木材を作るにも、そういった人間の知恵自然の力コラボレーションが重要なのですね。

【ツイートしたいほどすごい!#木造小学校】

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天井は、床はひのきと、県産である土佐材を余すところなく使用された木造小学校「土佐町小学校」ただただ「すごい!」の一言に尽きます。

もちろん、柱も扉も机もイスも全部が木です。これでもか!というほど木が使われた小学校づくりは、他に類を見ないであろうと直感しました。鉄筋コンクリートが基本になっている、現代の小学校建設。そのため、耐震や耐火などの監査が厳しく、木造小学校を造ること自体が困難な現状。そんな中、度重なる実験がなされ、子どもの健康と成長、絶対的な安全を目指し、ついに完成した「土佐町小学校」は、もはや「木のアート」と言えるでしょう。子どもの成長に合わせて、高さが変えられるイスや、なめらかな手触りの階段の手すり、日の光が入りやすいようになっている構造には、無駄が一切ありません。なにより、深呼吸した時のリラックスレベルは圧巻です。歩いていてとても気持ちがよく「上靴を履かずに素足で歩きたい」そんな気分になること、請け合いです。

【木だけ雑貨「baum」との出逢い】

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「土佐町小学校」で使われていた木の机とイスは、この「baum」さんの商品。他にたくさんの木の雑貨を扱っています。特に、木にイラストが印刷されていたり、レーザーカッターで繰り抜いてあったり、加工商品が大半を占めています。中には「木で作られた賞状」が。いつもの紙とはまた違った雰囲気で、ゴージャスさと温かみの中立地点のデザイン性。思わず、この賞状をもらうために頑張っちゃいそうです。


私たちが木材にこだわるのは、化学物質のこわさを知っているから。天然の素材の温かみ、有り難みを肌で感じているから。同じような感性を持ち、人・社会・地域に笑顔を与える団体がたくさんあることを知り、私たちの活動は加速していきそうです。

BY MERRY HOME

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