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DIY / 2015年4月28日

柿渋に含まれているタンニンの秘密

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【柿渋の秘密】

渋柿をまだ青い状態で絞り出された液を発酵し、 自然の天然素材として注目されている

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柿渋(かきしぶ)

柿渋にはタンニンが豊富に含まれています。

ワインを飲んだときに感じるあの渋みは、タンニンが含まれているからなのですが、そのタンニンには、さまざまな効果があることがわかっています。

「活性酸素の増加防止」

人は呼吸をすることで、酸素を体に取り入れます。

活性酸素という名前を聞くとなんだか 健康に良さそうな響きのイメージを膨らませてしまいそうですが、 本当は非常に毒素の強いクセモノなのです。

活性酸素は、もともとは体に必要な物質です。

しかし、これを取りすぎると大変なことになってしまいます。

活性酸素の特徴について簡単に説明すると、「老化を促進する働き」をもちます。

全身の細胞に影響を与える物質であり、活性酸素が増えると、白内障や糖尿病といった病気につながります。

そのほかにも、生活習慣病にかかりやすくなることもあげられています。

タンニンを含むものには、緑茶やコーヒーたくさんあるのですが、 柿はその中でも多くのタンニンを含むものとして有名です。

柿タンニンは、鼻炎花粉症の症状を和らげてくれる効果もあります。

アレルギー緩和にも役に立つ優れものですね。

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私たちが生活していく中でのリスクファクターとなる発生源は、紫外線や大気汚染、たばこ、ストレスなどです。それらのリスクファクターは、皮膚のかぶれや、しもやけ、やけどなどを起こしますが、これを治せる万能薬にもなるのが柿タンニンなのです。

また、柿渋に含まれている柿タンニンは、ホルムアルデヒド除去する効果も持っています。

「柿渋石鹸の効能」

そしてさらに注目したいのが、防臭効果

体臭の悩みを解決してくれる強い味方に 「柿渋石鹸」というものがあります。

消臭・殺菌効果をもつ柿渋の渋みを生かしてつくられた石鹸。

そんな柿渋石鹸は、赤ちゃんからお年寄りまで 幅広い世代に使われる、肌にとても優しい石鹸です。 この石鹸の効果には、体臭を改善させる役割があります。

体臭の主な原因は、「ノネナール」という物質。

40代から気になる方も多いのでは。このノネナールは「加齢臭」の原因のひとつでもあります。

疲れやストレスで、ニオイの成分はますます増えていきます。

そんな悩みを柿渋石鹸で解決しましょう。

「塗料として」

塗料・染料としても柿渋は大活躍です。

年月を重ねていくと、いい味の色合いを出せるのが特徴です。

薄い緑色の搾汁液は、発酵や貯蔵などで褐色に変わります。

さらにしばらく時間が経てば、黒褐色になっていきます。

もともと柿渋は、太古より防腐効果があるとされており、亡くなった人のその時の状態をより保つために塗っていたそうです。ミイラの皮膚からタンニンが検出されたことから、そのことがわかりました。

そんな柿渋からとった塗料は

布や紙、壁などに塗ることで防水効果や防腐効果を得ることができます。

それはタンニンが、不溶性の皮膜を作るためと考えられています。

さらに柿渋を塗布した後、そこに発生していた酢酸などが、水分と一緒にに蒸発や揮発することで、外部からの水や、アルコールにも溶けない強靱な被膜になるそうです。

(参考:『柿渋』今井敬潤著)

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柿渋にはまだまだ知られざるパワーが眠っていそうですね。

生活に役立つ柿渋を

ぜひ何かに役立ててみては、いかがでしょう。

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